10日 5月 2011 岡本尚真歌集『残照の空』 うみ山のあはひほのかに霞ひき家並ぬむるふるさとの昼 からりからり朴の枯葉のすべる音聞きつつ独酌の酒あたたむる 残照の空。茜色をはらんだまばゆい光のゆらぎ。 その空を泪ぐましいばかりに仰ぐ作者がいる。 はや八十路を歩む老いの姿。 されど、この命。生かされてあればこそ、 歌もろともに森羅万象なべて輝け! A5版上製カバー装 2730円•税込 tagPlaceholderカテゴリ: 新刊歌集歌書, 2010, お