14日 7月 2012 村山伀歌集『ふぶき鳴り』 卒業の子らが糸寄せ編みくれし赤きセーター妻に着て見す うつつなくひばり見上ぐる生徒らの幾人ゆるし授業すすめる 走り込みジャンプ一番額(ぬか)で打つボールは瞬時に防御を破る 鴻の鳴き渡る雪の〈新潟〉。 風土に随い、瑞々しい魂のさやぎを 長期にわたりロジカルに、 ファンタスティックに彫琢した。 四六判上製カバー装 2625円•税込 tagPlaceholderカテゴリ: 新刊歌集歌書, 日記, む, 2012