29日 8月 2013 身内ゆみ歌集『朝星』 朝星を抱き働く夫宛てにたやすく儲かる封書が届く 一片の雲の形を追いゆけば母の笑顔となりてふくらむ 誰が身にも備わる臓器失いて身の内の洞何もて埋めん 水産業の夫を支え、妻として、母として、病身の兄を思う心情を、厳しく自己に引きつけながら、現実と対き合う姿が、如実に表現されている。鈴木諄三•序より A5判上製カバー装 2730円•税込 tagPlaceholderカテゴリ: 新刊歌集歌書, 日記