30日 8月 2015 『保坂耕人全歌集』 行く道の真向うにして甲斐駒の孤絶の白をわがものとする 『風塵抄』 誰が何と言はうと俺の一日は俺のものにて甲斐駒縹色 『われの甲斐駒』 放念のかなたに浮かぶ雲ひとつ 甲斐に生まれて甲斐に死ぬべき 『岫』 甲斐に生れ育ち、昭和七年より「心の花」に入会し、佐佐木信綱・治綱・由幾に師事。九十五年の生涯の大半を短歌に賭けた保坂耕人。自然への洞察、厳しい自己への批評精神に徹した。 A5版上製カバー装 5000円・税別 tagPlaceholderカテゴリ: 新刊歌集歌書, 日記, ほ, 2015