短歌往来2017年11月号

◎巻頭作品21首

透明の傘/前川佐重郎

 

◎特別作品33首

パスワード/今野寿美

浅間も泥鰌も記憶切れ切れ/渡辺松男

 

■1ページエッセイ

◎ 遠い人、近い人

近所のお兄さん/島田修三 -

◎酔風船

無い物ねだり/千々和久幸

◎花和尚独語

ヤマノイモ・むかご/大下一真

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■特集「篠弘」

◎評論

人間関係の歌/内藤 明

篠弘の社会詠/吉川宏志

◎篠弘の5首

玉井清弘、栗木京子、黒瀬珂瀾、 小島ゆかり、大井 学、松平盟子

 

篠弘50首抄/三枝昂之選

等身大のリアリティ/三枝昂之

 

■エッセイ うたと評論について

奪われたものの回復/大辻隆弘。

強靭な精神の人/沢口芙美

篠弘年譜/富田睦子

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◎作品七首

灯台草/松平修文

検見川の蓮/永田典子

朝日さしきぬ/安田純生

風/松永智子

とぎれとぎれに/石橋妙子

百日紅/橋本忠

夏の記憶/小石薫

後の月/中川昭

病床/市原志郎

遠く吹く風/伊吹純

 

◎作品13首

白きニンフ/綾部光芳

再稼働/桑原正紀

ストームチェイサー/尾﨑朗子

メドックマラソン/本田稜

平成二十八年五月七日、民子歌碑祭に列して/逸見久美

退職/栗原純生

かあとんぼ/大原葉子

錆色の時/田村元

種箪笥/大地たかこ

 

◎作品8首

丹塗りの小箱/永平綠

黄に咲く花ら/脇中範生

驟雨/堀部知子

安珠はアンカー/福島久男

可笑しなこと/森藍火

阿弥陀遭遇記/前川博

写真集/吉田員子

乾いた時間/武田素晴

『雪の記憶』まで/篠田和香子

ICUにて/宮本清

半夏生/石井ユキ

不確かな年月/水門房子

 

■連載

◎<歌・小説・日本語>

連歌のこと、補遺/勝又浩

◎「世界を読み、歌を詠む」

邯鄲/坂井修一

◎若い短歌作者へ茂吉からの手紙

才媛杉浦翠子への場合(続)/秋葉四郎

◎メロディアの笛Ⅱ/渡英子

◎|浪々残夢録

保田與重郎と万葉集・ニ/持田鋼一郎

◎時言・茫漠山日誌

予備校ライブ/福島泰樹

◎編集者の短歌史

前田透先生の死と俵万智さんとの出会い/及川隆彦

◎歌誌漂流/鈴木竹志

 

■今月の視点

因縁/柳澤美晴

■今月的新人

作品5首 ハートの3だーれだ/嶋 真太郎

■新刊歌集歌書評

永田和宏作品集Ⅰ/池田はるみ

前川多美江歌集『水よ輝け』/島内景二

吉村明美歌集『幸福な時間』/池本一郎

伊良部喜代子歌集『夏至南風』/屋良健一郎

岩尾淳子歌集『岸』/川野里子

遠藤由季歌集『鳥語の文法』/前田康子

野田恵美子歌集『風のあしあと』/佐伯裕子

斎藤千代歌集『四月一日。』/西村美佐子

麻生千鶴子歌集『白い道』/久保美洋子

■作品月評

九月号より/阪森郁代

評論月評/高山邦男|

■全国往来情報

■編集後記

 

表紙写真/篠弘

本文カット/浅川 洋