短歌往来2018年3月号

◉巻頭作品21首
元旦前後/内藤 明

◉特別作品33首
隙 間/佐藤孝子
流星群をながめゐる犬/ 小林幸子

一ページエッセイ
遠い人、近い人⑬ー嘘つく人々/島田修三
ニューウェーブ歌人メモワール②ー岡井隆に師事する/加藤治郎
うたの小窓から③ー短歌における詩の革新とは/田中教子

21■評論 世紀の視座○
鑑賞法衰弱の時代に/阿木津 英


50人に聞く2017年のベスト歌集•歌書[特集]

歌集歌書群◎『散録』/『時禱集』/『世界黄昏』/『風のおとうと』/『花桃の木だから』/『葭莩歌集』/『含笑』/
『遠音よし遠見よし』/『奇跡の木』 /『硝子の島』/『八十の夏』/『夏の領域』/『商品とゆめ』/『トゥオネラ』/
『ピアフは歌ふ』/『景徳鎮』/『御供平佶歌集 全四冊』/『風の渚』/『連灯』 等

◎回答者 大井学 柳 宣宏  寺尾登志子 三井 修  恒成美代子
清水亞彦 森本 平   日野きく 江畑 實  水城春房  大熊俊夫
楠田立身  石川幸雄 中野昭子 平山公一 結城千賀子  鵜飼康東
酒井佐忠 光本恵子 山野吾郎 鈴木竹志 彦坂美喜子  甲村雅俊
山田吉郎 松永智子 香山静子 大山敏夫 梛野かおる  河野小百合
遠山景一 山田悦子 浜口美知子 生沼義章 川田茂   吉野節子
塚本諄 松田愼也 後藤恵市 大崎安代 君山宇多子 小寺三喜子
鈴木得能 小泉初代 黒岩剛仁 安田純生 宮原勉   小塩卓哉
鶴岡美代子 加藤英彦 逸見悦子


◎作品七首
思いつながん/大野とくよ
まず結論/藤岡武雄
こ ゑ/三井ゆき
ゆきゆきて/古谷智子
宝 物/萩岡良博
思ひ出し笑ひ/足立晶子
足 跡/大朝暁子
俯くひと/飯沼鮎子
叱る言葉/馬場昭徳
黄の彼岸花/草柳依子

◎作品十三首
冬 日/安藤直彦
雨花石/鹿取未放
犬の記憶/島内景二
ここは清澄/畑 彩子

 

セブ島の料理/服部 崇
白い象/岩尾淳子
巻 雲/三本松幸紀
小さき角/佐藤 晶
鳥/森 水晶


◎作品八首
競走馬/平田恵美
スーパームーン/淺田隆博
天宇受売命/桝田紀子
光を吸ひて/秋葉雄愛
傘 寿/池原初子
木枯の句/久留原昌宏
水門へ水門へと/筑波笙子
春に向く/椎木英輔
春の突端/福原美江
無 題/綾部 剛
オリオン星雲/岡 貴子
癒えて一年 /東野典子


■連載ー結社の顔⑫
白 夜/海野幸一
■連載ー〈歌・小説・日本語〉⑩
『山月記』をめぐって/勝又浩

■連載ー世界を読み、歌を詠む⑨
勇 気/坂井修一

■連載ー浪々残夢録○
歌と時代/持田鋼一郎 ー

■連載◯
メロディアの笛Ⅱ/渡英子

■連載ー若い短歌作者へ 茂吉からの手紙⑬
助力者山口茂吉への親書④/秋葉四郎

◉今月の新人ー作品5首
金魚のいない金魚鉢/浦 晶

■今月の視点
伝統の断絶ではなく/小島熱子
■連載ー時言・茫漠山日誌より○
大鉄傘の歌/福島泰樹

■連載ー編集者の短歌史◯
新聞社の退職を決意/及川隆彦
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■新刊歌集歌書評
秋葉四郎歌集『樹氷まで』/岡崎洋次郎
道浦母都子歌集『花高野』/藤原龍一郎
俵 万智著『ありがとうのかんづめ』/三原由起子
高野公彦著/聞き手 栗木京子『高野公彦インタビューぼくの細道うたの道』/上村典子
横山三樹歌集『九階の空』/永井正子
千々和久幸著『酔風船Q氏のいたずら日記』/桑原正紀
柴田典昭歌集『猪鼻坂』/田野 陽
平林静代歌集『点の記』/中西洋子
大辻隆弘著『新版 子規への溯行』/魚村晋太郎
米山髙仁歌集『不死鳥』/依田仁美
岡崎裕美子歌集『わたくしが樹木であれば』/川本千栄
野口あや子歌集『眠れる海』/横山未来子
栗原浪絵歌集『藍色の鯨』/江戸 雪
荻原桂子歌集『灯の文字』/五所美子

■作品月評ー一月号より/阪森郁代
■評論月評/高山邦男
■全国〝往来〟情報
■編集後記


表紙写真/黒沢忍
本文カット/浅川 洋◉巻頭作品21首