短歌往来2018年4月号

 

巻頭作品 飛ぶことよりも/栗木京子

特別作品 

アリガタウ・有り難う/社澤光一

 生きてはみたが/千々和久幸

  

◇1ベージエッセイ

 遠い人近い人 ―トマトのハウスペル/島田修三

 ニューウェーブ歌人メモワール―紀野恵と「未来」/加藤治郎

 うたの小窓から―コンセプト/田中教子

 

 評論21世紀の視座 記憶と文学/古谷智子

 

 特集』 ① 沖縄の旅とうた 作品七首+エッセイ

あらためて平和を祈る/青木春枝

大浦湾/井口世津子

音/伊志嶺節子

爆音/小木宏

糸数アブチラガマ/小林芳枝

平和乞う沖縄/沢木奈津子

瀬嵩の浜/島 晃子

島の景島の珍味/晋樹隆彦

ここです辺野古/玉城洋子

平和の礎/丹波真人

 沖郷を感じる旅/中村節

滅びの滝に/林田恒浩

コーチャン/松谷東一郎

地底の門/御供平吉

されかうべ/南響子

沖の音/和田沙都子

 

 

『特集』 ② 追悼/松平修文

芸術は祈りだ/王紅花

白鳥の歌/福島泰樹

悲しくてなにも見えない/加藤英彦

烟の少女は実在した?/黒岩 康

『トゥオネラ』の韻律/松本典子

 

作品七首

水石/横山横

ひとすくひ/時田さくら子

/椎名恒治

素心蠟梅/大竹蓉子

流れ/平山良明

昼の岬/山本雪子

大東京炎上、大正十二年/雁部貞夫

偶成/小橋美沙世

雪の日の計報/鹿取未成

 

■作品八音 

ふるさとの線/宮原勉

仁太坊/山下敬子

残されしうからたちよ/二方久文

有楽椿/荻原桂子

老いて純愛/米山高仁

誰か告げんか/碇 博視

曾根崎北詰/田土成彦

そらみつやまと/菊川啓子

百日紅/古川あい

強気と弱気/城 俊行

転轍機まで/阿部尚子

神さぶる人類/福田淑子

 

連載 〈歌・小説・日本語)  中島敦の歌/勝又浩

連載世界を読み、歌を詠むの イタリア/坂井修ー

連載|若い短歌作者へ 茂吉からの手紙  熱き血の歌人原阿佐緒への助言/秋葉四郎

連載  メロディアの笛Ⅱ/渡英子

連載 浪々残夢録の 国学と黒船 『夜明け前』の歌/持田鋼一郎|

連載|時言・茫漠山日誌より 狼の歌/福島泰樹

連載|編集者の短歌史 石川一成さんの輪禍/及川隆彦

 

今月の視点  生活者の悲しみ/名嘉真恵美子

 今月の新人 作品5

過去形/浜崎結花

 

 ■新刊歌集歌書評

福島泰樹歌集『下谷風煙録』/清田由井子 

水原紫苑歌集『えびすとれー』/今野寿美 

時田則雄歌集『エゾノギシギシ』/黒岩剛仁 

結城 文歌集『富士見』/松坂弘

伊勢方信歌集『ピアフは歌ふ』/馬場昭徳

外塚歌集『散録』/長澤ちづ

山田富士郎歌集『商品とゆめ』/中根誠

和清歌集『去年マリエンバートで』/ 公人 

青戸紫枝歌集『海の石鳴る』/柴田典昭

内野信子歌集『つまくれなゐ』/阿木津 英

藤田 冴歌集『湖水の声』/美濃和歌

永井正子歌集『風の者』/橋本忠

鈴木りえ歌文集『夕映えの湖』/斎藤佐知子

 

■作品月評 二月号より/阪森郁代

 

 ■評論月評/高山邦男

■全国往来 情報 

■表紙絵/大岡亜紀

 編集後記

 本文カット/浅川