●巻頭作品 飛ぶことよりも/栗木京子
●特別作品
アリガタウ・有り難う/社澤光一
生きてはみたが/千々和久幸
◇1ベージエッセイ
遠い人近い人 ―トマトのハウスペル/島田修三
ニューウェーブ歌人メモワール―紀野恵と「未来」/加藤治郎
うたの小窓から―コンセプト/田中教子
■評論21世紀の視座 記憶と文学/古谷智子
『特集』 ① 沖縄の旅とうた 作品七首+エッセイ
あらためて平和を祈る/青木春枝
大浦湾/井口世津子
音/伊志嶺節子
爆音/小木宏
糸数アブチラガマ/小林芳枝
平和乞う沖縄/沢木奈津子
瀬嵩の浜/島 晃子
島の景島の珍味/晋樹隆彦
ここです辺野古/玉城洋子
平和の礎/丹波真人
沖郷を感じる旅/中村節
滅びの滝に/林田恒浩
コーチャン/松谷東一郎
地底の門/御供平吉
されかうべ/南響子
沖の音/和田沙都子
『特集』 ② 追悼/松平修文
芸術は祈りだ/王紅花
白鳥の歌/福島泰樹
悲しくてなにも見えない/加藤英彦
烟の少女は実在した?/黒岩 康
『トゥオネラ』の韻律/松本典子
■作品七首
水石/横山横
ひとすくひ/時田さくら子
秋/椎名恒治
素心蠟梅/大竹蓉子
流れ/平山良明
昼の岬/山本雪子
大東京炎上、大正十二年/雁部貞夫
偶成/小橋美沙世
雪の日の計報/鹿取未成
■作品八音
ふるさとの線/宮原勉
仁太坊/山下敬子
残されしうからたちよ/二方久文
有楽椿/荻原桂子
老いて純愛/米山高仁
誰か告げんか/碇 博視
曾根崎北詰/田土成彦
そらみつやまと/菊川啓子
百日紅/古川あい
強気と弱気/城 俊行
転轍機まで/阿部尚子
神さぶる人類/福田淑子
■連載 〈歌・小説・日本語) 中島敦の歌/勝又浩
■連載―世界を読み、歌を詠むの イタリア/坂井修ー
■連載|若い短歌作者へ 茂吉からの手紙 熱き血の歌人原阿佐緒への助言/秋葉四郎
■連載 メロディアの笛Ⅱ/渡英子
■連載 浪々残夢録の 国学と黒船 『夜明け前』の歌/持田鋼一郎|
■連載|時言・茫漠山日誌より 狼の歌/福島泰樹
■連載|編集者の短歌史 石川一成さんの輪禍/及川隆彦
■今月の視点 生活者の悲しみ/名嘉真恵美子
●今月の新人 作品5首
過去形/浜崎結花
■新刊歌集歌書評
福島泰樹歌集『下谷風煙録』/清田由井子
水原紫苑歌集『えびすとれー』/今野寿美
時田則雄歌集『エゾノギシギシ』/黒岩剛仁
結城 文歌集『富士見』/松坂弘
伊勢方信歌集『ピアフは歌ふ』/馬場昭徳
外塚歌集『散録』/長澤ちづ
山田富士郎歌集『商品とゆめ』/中根誠
林 和清歌集『去年マリエンバートで』/笹 公人
青戸紫枝歌集『海の石鳴る』/柴田典昭
内野信子歌集『つまくれなゐ』/阿木津 英
藤田 冴歌集『湖水の声』/美濃和歌
永井正子歌集『風の者』/橋本忠
鈴木りえ歌文集『夕映えの湖』/斎藤佐知子
■作品月評 二月号より/阪森郁代
■評論月評/高山邦男
■全国往来 情報
■表紙絵/大岡亜紀
■編集後記
本文カット/浅川 洋