2019年「短歌往来」3月号

短歌往来3月号 750円(税込)

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目次

 

■巻頭作品21首
さあんげ・さんげ/杜澤光一郎

■特別作品33首
鐘をならせ/加藤英彦
りんねの森/ 尾﨑朗子

■1ページエッセイ
遠い人、近い人?ー溜飲が下がる/島田修三
ニューウェーブ歌人メモワール⑭ーライト・ヴァースを巡って/加藤治郎
うたの小窓から⑮ー短歌と修辞の本来の関係 9/田中教子


■評論 21世紀の視座
桜の冥府へ/小黒世茂

 

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[特集] 50人に聞く 2018年ベスト歌集・歌書


質問 ① 2018年に刊行された優れた歌集歌書を3冊あげ、秀歌2首または優れ       

    た点を挙げて下さい。
   ② 歌集歌書、あるいは2018年の収穫についてコメントしてください。

 

〇回答者
沢口芙美   香川ヒサ   中根誠    鈴木竹志   安田純生
松坂弘    熊岡悠子   玉城洋子   野地安伯   鶴岡美代子
楠田立身   甲村秀雄   菊池裕    中野昭子   飛髙敬
疋田和男   廣庭由利子  松谷東一郎  小野雅子   五十嵐順子
梓志乃    大西久美子  小島熱子   佐藤恵子   日野きく
中村節子   森藍火    鶴見輝子   大塚健    吉沢あけみ
丸山三枝子  間瀬敬    三本松幸紀  沢井照江   湯沢千代
藤森あゆ美  小石雅夫   岡崎洋次郎  佐波洋子   池本一郎
桜井美保子  鈴木英子   浜口美知子  小見山泉   御供平佶
田村元    小塩卓哉   三枝むつみ  奥田亡羊   森本平

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■作品八首
霜の朝/藤岡武雄
声/蒔田さくら子
漱石・ものにならず/金子貞雄
家康も/永田典子
紅旗征戎吾事ニ非ズ/田村広志
姉川河口/阿木津 英
傍若無人/久保田 登
絡み合ひ降る/佐田公子
正月まで/造酒廣秋
楓 橋/小柳素子
冬晴れまで/釜田初音

■作品十三首
海を往く/木村雅子
たまゆら/鵜飼康東
夜のリボン/東 直子
尺 蠖/小笠原和幸
欧州旗/梶田順子
草の実/小林信也
すみれ色の富士/竹内由枝

■作品八首
ころぶな/塚本 敞
冬の時計/氷室敬子
スポーツオアシス/上田 明
残されし日日/久保田壽子
雪 国/山田太一
AIの時代/榎本光子
歌碑顕彰の集ひ/大芝 貫
包 丁/小村井敏子
辺野古/小木 宏
平成終わり/長谷川紫穂
淡路島/安井はる子

■シリーズ歌人回想録―田島邦彦
小歴/石川幸雄 編
田島邦彦のうた   首抄/石川幸雄 選
孤高であれと声のする/福島久男

■連載―結社の顔
ヤママユ/萩岡良博

■連載―〈歌・小説・日本語〉
及川隆彦『編集者の短歌史』のこと/勝又浩

■連載―世界を読み、歌を詠む
玉 砕/坂井修一

■連載―若い短歌作者へ 茂吉からの手紙 |最終回
次男宗吉・北杜夫への父性愛 ④/秋葉四郎

■連載―最終回
メロディアの笛Ⅱ/渡英子

■連載―浪々残夢録
西行と慈円/持田鋼一郎

■連載―時言・茫漠山日誌より
赤色―sekisyoku/福島泰樹

■連載―〈名画と名歌〉
フランス映画の香り/丹波真人

■今月の視点
泥臭さを忘れていないか/加古 陽

■今月の新人―作品5首 
地上の痕跡/小田切拓

■新刊歌集歌書評
馬場あき子歌集『あさげゆふげ』/花山多佳子
『稲葉京子全歌集』/香川ヒサ
米川千嘉子歌集『牡丹の伯母』/三枝浩樹
日高堯子歌集『空目の秋』/佐伯裕子
小林幸子歌集『六本辻』/梅内美華子
谷岡亜紀著『言葉の位相』/加藤孝男
島内景二著『竹山広』/馬場昭徳
塚田キヌエ歌集『西行つれて』/長澤ちづ
本阿弥秀雄歌集『梛の木なぎの実』/伊勢方信

■作品月評 11月号より/糸川雅子
■評論月評/江田浩司
■全国〝往来〟情報
■編集後記

表紙画/高山ケンタ
本文カット/浅川 洋