判型:A5判変型上製カバー装
頁数:166頁
定価:2300円(税別
ISBN 978-4-86629-137-6
第一印象は、やはり処女歌集の「全力投球」「啄木調」が貫かれているということだ。
狂気の「赤」、赤貧の「赤」。
その「赤」の世界から、どん底から再び這い上がって、次のステップを踏み出そうとしている。
村田道夫「解説」より
『夢幻歌伝』より3首
たまらなく君に逢いたきこの夕べ激しき色のネクタイ結ぶ
月曜の朝はキキキキ泣く子なり センセイがやだ! ピーマンがやだ!
曼殊沙華燃ゆる野広し気がつけば失職の身を染められていた