定価 750円(税込)
◎巻頭作品21首
日限りの紺/清田由井子
◎特別作品33首
椅子の上の嘴/松平盟子
神に視、点(1)/斉藤斎藤
■1ページエッセイ
・遠い人、近い人―訛る人々/島田修三
・ニューウェーブ歌人メモワールー『サニー・サイド・アップ』の出発ー加藤治郎
・うたの小窓からー短歌と修辞の本来の関係/田中教子
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【特集】再び沖縄の現在
◎評論
歌誌『梯梧の花』の復刊前後のこと/名嘉真恵美子
若手歌人たちの沖縄詠/伊波瞳
「沖縄」の前で立ち止まること/安里琉太
沖縄の女性歌人たち/永吉京子
◎作品6首+エッセイ
寄り添うという言葉の内実/平山良明
きみ知るや/新里スエ
神の眦/玉城寛子
無表情の横顔/仲程喜美枝
那覇の街/運天政德
変わりゆく故郷/伊良部喜代子
鉄砲ゆり/国吉茂子
バブルの島といわれ/伊志嶺節子
五月雨雲/伊波瞳
占領下/池原初子
一炊の夢/楚南弘子
今日の沖縄/儀間安子
今のつづき/知念さゆり
稲穂/名嘉真恵美子
タッチ・アンドゥ・ゴウ/照屋敏子
明るさが行く/屋良健一郎
四本の三つ又フォーク/當山壮大
波音/浜﨑結花
移動と卵生/安里琉太
軍用地改め那覇ジャスコ改めイオン那覇/髙良真実
夏の沖縄なんて嫌いだ/霧島絢
五月、波照間/波照間千夏
トウキョウの風/渡部敦則
■新・自然を詠む・撮る・描く①
辺野古叙事詩/玉城洋子
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◎作品13首
上階のボタン/松坂弘
神持たぬ身に/青木陽子
五月の空に/千々和久幸
呼び声/足立晶子
DNA/山科真白
虹の断片/冨樫榮太郎
蝉丸神社/鹿取未放
昼の星/竹重百合枝
左右見て/鶴岡美代子
虹/清水正人
改元の日/秋山周子
◎作品8首
榛名湖の初夏/武藤敏春
佐倉小車花/川上三郎
梅雨の頃/立松滋子
新疆綿/大地たかこ
はまなすの道/大滝志津江
水の輪廻/岡貴子
知るために、なお/中津正雄
高齢者運転免許返上/市川正子
変遷/重田美代子
夏の風/木原美子
時間を越えて/白川朝子
笹百合讃歌/隂山毅
◎今月の新人
レモン切る/伴野奈央
■連載ー結社の顔
響/綾部光芳
■連載ー<歌・小説・日本語>
小田切秀雄「『みだれ髪』論」/勝又浩
■連載ー世界を読み、歌を詠む
車輪の下/坂井修一
■連載ー再訪八木重吉
初めに短歌があった⑤/三枝浩樹
■連載ー玉城徹を読む
美を深く追求する/恩田英明
■連載ー浪々残夢録
ベトナム・仕事・恋・日本/持田綱一郎
■連載ー時言・茫漠山日誌より
六月の雨/福島泰樹
■連載ー<名画と名歌>
フランス映画の哀歓/丹波真人
■今月の視点
外部評価のすすめ/鵜飼康東
■新刊歌集歌書評
齋藤愼爾著『逸脱する批評』/加藤英彦
園部みつ江歌集『さらぬ別れ』/中根誠
梅原ひろみ歌集『開けば入る』/江戸雪
島内裕子著『樋口一葉』/佐伯裕子著光本恵子著『口語自由律短歌の人々』/遠山利子
押切寛子著『石川信夫の中国詠』/梓志乃
馬場昭徳歌集『夏の水脈』/喜多弘樹
谺佳久歌集『夢幻歌伝』/山田航
千葉聡著『90秒の別世界 短歌のとなりの物語』/大井学
吉田恭大歌集『光と私語』/大井学
■作品月評ー6月号より/糸川雅子
■評論月評/江田浩司
■全国‘往来‘情報
■編集後記