「短歌往来」2020年1月号

表紙作品/「南天の実」松本秀一

本文カット/浅川 洋

定価 850円(税込)

 

<目次>

▼巻頭作品21首

餅と池/日高堯子

 

▼特別作品33首

じねぇんと/本田一弘

静かな空洞/佐伯裕子

 

▼一ページエッセイ

遠い人、近い人ースケルトンとブロンド/島田修三

ニューウェーブ歌人メモワールー前衛短歌の継承/加藤治郎

うたの小窓からー短歌の翻訳について/田中教子

 

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【特集】現代うた枕 海外篇

▼特集評論

ダブルイメージとしての歌枕/小塩卓哉

フランスの地はどう短歌に詠まれてきたか/服部崇

オーストリアー鎮魂と歌枕ー/田中教子

 

▼作品+エッセイ

アリゾナへ一路/青木泰子

コチェラバレー/中條喜美子

メトロポリタン美術館/悦子ダンバー

スカイトレイン/鵜沢 梢

ロンドン塔/渡辺幸一

Winchester Cathedral/野間和子

古都タブリーズ/爲永憲司

茜雲/西田リーバウ望東子

ヴェルコール/石田郁男

舗石の坂/工藤貴響

12月のソウル/カン・ハンナ

門/小佐野 弾

里瓏の山/イスタダ・アリーマン

王宮の雨/森上美恵子

キャンベラ/小城小枝子

ボスプラス・ダーダネルス/千種創一

時空の旅BULGARIA/北久保まりこ

西貢/梅原ひろみ

マリーナ湾/大森悦子

インダス川/クリシュナ智子

tsunami/本多 稜

ウズベキスタン/栗明純生

ナーガ(蛇神)/牧 雄彦

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▼作品7首

古墳の白鷺/前川佐重郎

二つの神/米川千嘉子

沈黙/真鍋正男

家康と塩瀬/池田はるみ

災害塵/志垣澄幸

水を飲む/木村雅子

玉の井の/藤島秀憲

ステンドグラス/中川佐和子

歌集/五十嵐順子

 

▼作品13首

街道沿い/荻本清子

現世の父/田中拓也

啄木の父/梶田順子

おもしろい/山下 翔

すずめ食堂/久保美洋子

舞い果せしか/いずみ司

姥少女/大友清子

雲の蛇口/柿本希久

ロトの妻/平石眞理

父倒る/荒井直子

 

▼作品8首

忘れ物を/永谷理一郎

辻褄/小原文子

夕暮れの香り/武田素晴

けふの一分/三輪良子

金色の鳩/北岡 晃

猫、別れ/多賀陽美

限界集落/江川孝雄

ゆめの酔ひ/宮下俊博

 

▼特別寄稿

「令和」と万葉集の時代/辰巳正明

 

▼連載

結社の顔

星雲/村松秀代

 

<歌・小説・日本語>

寺山修司と伊藤裕作/勝又 浩

 

世界を読み、歌を詠む

ハムレット/坂井修一

 

再訪八木重吉

初期詩稿の森を歩く/三枝浩樹

 

玉城徹を読む

沼津窮港/恩田英明

 

浪々残夢録

ドナルド・キーンの戦後短歌観/持田綱一郎

 

時言・茫漠山日誌より

第32歌集『亡友』出版記念コンサート/福島泰樹

 

<名画と名歌>

フランスの名花 カトリーヌ・ドヌーブ/丹波真人

 

▼今月の新人

軌道/貝澤俊一

 

▼今月の視点

何をどう詠むか/仲程喜美枝

 

▼新刊歌集歌書評

小池光歌集『梨の花』/鵜飼康東

花山多佳子歌集『鳥影』/松本典子

松村正直歌集『紫の人』/高島 裕

伊藤一彦著『歌が照らす』/吉川宏志

水原紫苑著『春日井建』/大辻隆弘

十鳥敏夫歌集『晨光』/村島典子

三井 修歌集『海抱石』/齋藤芳生

島 晃子歌集『天上の森』/永井正子

桜川冴子歌集『さくらカフェ本日開店』/川本千栄

中沢玉恵歌集『ゆずり葉』/秋山佐和子

比留間澄子歌集『家族』/岡崎洋次郎

江國 梓歌集『桜の庭に猫を集めて』/上村典子

 

▼作品月評

11月号より/大松達知

 

▼評論月評

石川幸雄

 

▼全国往来情報

 

▼編集後記