「短歌往来」2020年3月号

1冊850円

1年間10,200円

半年間5,100円

 

<目次>

〇巻頭作品21首

祈り/香川ヒサ

 

〇特別作品33首

移動祝祭日/谷岡亜紀

母に還る/高島裕

 

〇連載 一ページエッセイ

遠い人、近い人ー二人はいる/島田修三

ニューウェーブ歌人メモワールー喩の旅/加藤治郎

うたの小窓からー前登志夫合評/田中教子

 

◇評論21世紀の視座

『水葬物語』の生成②/江畑實

 

【特集】アンケート2019年のベスト歌集・ベスト歌書

 

①2019年に刊行された優れた歌集歌書を3冊あげ、それぞれの歌集から秀歌をひいてください。

②歌集歌書、あるいは2019年の収穫について自由にコメントしてください。

 

▼回答者

糸川雅子、今井千草、大崎安代、川田茂、河野小百合、後藤恵市、小林敦子、小林幹也、笹公人、田宮朋子、田村広志、永井正子、中野昭子、平山公一、本田一弘、三井修、森藍火、盛岡千賀子、山田吉郎、加藤英彦、千々和久幸、綾部光芳、大熊俊夫、貝沼正子、塚本諄、今井恵子、富田睦子、宇田川寛之、藤野早苗

 

〇作品7首

音/松永智子

九十歳の記憶/川口城司

抱擁/都築直子

電話詐欺/田野陽

太き虹顕つ/浜田康敬

風呂敷/小野雅子

白鳳の仏/久保田登

雑司ヶ谷歳晩/釜田初音

生き継ぐ日々/大橋栄一

家じまい/吉村明美

ひとりぐらし/宇都宮とよ

 

〇新・自然を詠む・撮る・描く

風待ちの翼/宮原勉

 

〇追悼ー清田由井子

清田由井子さんを追悼して/高嶋和惠

 

〇作品13首

傘/伊勢方信

中央線沿線/押切寛子

二月の入り江/岩尾淳子

日々移ろいゆく/小熊正明

お節介/松谷東一郎

空の雫/滝下惠子

幻の門/島 晃子

美術館/比留間澄子

三文安い/田中薫

 

〇作品8首

みどりの画帖/田中伸治

シマネトリネコ/中沢玉恵

遥かなり/前田宏

母は/山下敬子

たかが雨/楜澤丈二

百年/池田裕美子

夢のあとさき/松本高直

また会いましょう/藤森あゆ美

麦踏み/柳蒼柳

 

〇今月の視点

短歌と共に生きる/下村すみよ

 

〇今月の新人

配役:娘A/桜望子

 

〇新刊歌集歌書評

福島泰樹歌集『亡友』/田中綾

香山静子歌集『銀の莟』/小島熱子

桑原正紀歌集『秋夜吟』/上條雅通

熊谷龍子歌集『葉脈の森』/清水亞彦

佐佐木定綱歌集『月を食う』/水原紫苑

由田欣一歌集『酔生夢死』/武田弘之

井野佐登歌集『自由な朝を』/彦坂美喜子

佐藤邦子歌集『鈴鹿嶺』/喜多弘樹

 

 

▼連載

〇結社の顔

覇王樹/佐田公子

 

〇<歌・小説・日本語>

現代の歌物語/勝又浩

 

〇世界を読み、歌を詠む

イサクの燔祭/坂井修一

 

〇再訪八木重吉

初期詩稿の森を歩く/三枝浩樹

 

〇玉城徹を読む

白秋・牧水・徹の富士/恩田英明

 

〇浪々残夢録

源氏物語とオカルト/持田綱一郎

 

〇時言・茫漠山日誌より

無頼の墓/福島泰樹

 

〇名画と名歌

絢爛たる美貌<月丘夢路>/丹波真人

 

〇作品月評

一月号より/大松達知

 

〇評論月評/石川幸雄

 

〇全国往来情報

 

〇編集後記