定価 850円(税込)
<目次>
▼巻頭作品
鄭州幻想/島崎榮一
▼特別作品
三月/河野美砂子
船歌/川野里子
◎一ページエッセイ
・遠い人、近い人ー辣韭と金魚/島田修三
・ニューウェーブ歌人メモワールー「かばん」と中山明/加藤治郎
・うたの小窓からー前登志夫合評/田中教子
▼評論21世紀の視座
意地の悪い歌、竹山広における/大辻隆弘
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【特集】令和の春のうた
◎作品10首+愛誦歌+エッセイ
白タンポポ/竹安隆代
令和のなづな/金子貞雄
雀の帷子/久我田鶴子
大試験/棚木恒寿
近江早春/遠山利子
「三分の一湧水」/古屋清
置かれた場所で/大崎瀬都
残り火/後藤由紀恵
みやざきの春/長嶺元久
絆創膏/小島なお
黒芽ふきあぐ/森川多佳子
昔ながらの/依田仁美
はるのあめ/富田睦子
蕾ふくらむ/浅田隆博
陽光は砂/生沼義朗
春花/廣庭由利子
家書家伝/竹下洋一
灯下を帰る/屋良健一郎
春の石段に腰かけて/吉田淳美
懈怠/近田順子
甲東海林まで/小林幹也
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▼作品7首
鈴が鳴る/藤岡武雄
声を掬う/山村泰彦
飛魚出汁/森山晴美
山鳩/仲宗角
あふれる/中津昌子
鬼遣らひ/古屋正作
六連星/平林静代
木肌の熱き/外塚喬
生・病・老の九十年/佐藤和夫
吊橋/斎藤佐知子
春の疾風/小泉桄代
▼作品8首
足どり/梶原房恵
越しの寒しぐれ/佐野善雄
砂浜に立つ/大岩洋子
春未だ寒し/伊藤美耶
撫でる/釣美根子
父の時代/さいかち真
四時/鷺沼あかね
ゴーンさん/清水篤
少女よ生きておれば/高橋愁
棋譜を見て/椎木英輔
風/鈴木隆夫
アセンション/金澤憲仁
▼新・自然を詠む・撮る・描く
林試の森/間 ルリ
▼結社の顔
白路/野地安伯
▼連載
◎<歌・小説・日本語>
山上憶良あれこれ/勝又浩
◎世界を読み、歌を詠む
戦争責任(下)/坂井修一
◎再訪八木重吉
自己表現の彼方へ①/三枝浩樹
◎玉城徹を読む
変容する自然/恩田英明
◎浪々残夢録
長塚節の生家訪問/持田綱一郎
◎時言・茫漠山日誌より
死者が裁く/福島泰樹
◎<名画と名歌>
林芙美子の世界/丹波真人
▼今月の視点
鮮やかなオノマトペー飛翔ー/大西久美子
▼今月の新人
其方の空/木ノ下葉子
▼新刊歌集歌書評
佐佐木幸綱歌集『テオが来た日』/黒瀬珂瀾
谷川健一著『小さきものへ』/渡英子
横山岩男著『作歌初心』/鶴岡美代子
雁部貞夫自選歌集『わがヒマラヤ』/加藤英彦
飯沼鮎子歌集『土のいろ草のいろ』/尾崎まゆみ
藤島秀憲歌集『ミステリー』/山田航
佐藤千代子歌集『あれから』/沖ななも
三平忠宏歌集『館山』/田村広志
楠誓英歌集『禽目圖』/大森静佳
筒井幸子歌集『ならやまの月』/一ノ関忠人
▼作品月評
三月号より/田中拓也
▼評論月評/石川幸雄
▼全国往来情報
▼編集後記