皆さん、こんにちは! ながらみ書房の及川隆彦です。12年前、佐佐木幸綱氏から、オランダのお土産でチューリップの球根をいただきました。庭先にポンと埋めただけだったのですが、毎年花を咲かせます。 今年は特にたくさん咲きましたので、写真を撮りました。
簡単に自己紹介させていただきます。
わたしは1944年(昭19)、 千葉県は九十九里浜の近く野栄という田舎に生まれました。
社名は、その浜でとれる‘ながらみ’という巻貝からつけています。
最近はあまりとれなくなりましたが、茹でてお酒のつまみにすると絶品です。
1985年(昭60)、ながらみ書房を興しました。
主に、短歌中心の歌集歌書を出版して今日に至っています。
点数はこの20年間、すでに一千点以上におよんでいるかと思います。
1989年(平元)には、月刊短歌誌「短歌往来」の刊行にふみきりました。 通巻191号(2005年4月号現在)となっております。
仕事柄もありますが、お酒を飲まない日はありません。タバコも止められません。
野球とボクシングのファン、ギャンブルは競馬が好きで、たまに東京競馬場へ足を運ぶこともあります。
今後ともよろしくご指導ください。
=第18回若山牧水賞受賞=
佐原を過ぎ香取を過ぎて吹くかぜは大利根川の秋のはこびや
六十数キロの長浜をおもい浸蝕をおもい蓮沼を過ぎ茫茫たりし
稜線のみはるかすまで秋雲の冷気するどくたなびきており
どの誌面も口語のうたのはびこりぬこれも浸蝕ことばお時代
ながらみもなめろうもある白里の小さき店に秋はふかまる
本阿弥書店より刊行いたしました。
四六判上製カバー装 2500円•税込